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ぶんとも

Author:ぶんとも
長野と山梨のをつなぐ道で車を追いかけてる黒い犬が!思わずブレーキかけドアを開けたら乗って来た。アクセル踏んじゃったのはいいけど、人相悪そうだし大きいしこの先、どんな毎日が待っているやら…。

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 トラツグミ 

それは4月の中旬頃、お山での出来事だった。
4月のお山はまだまだ肌寒く、
薪ストーブをたいたり、温かいスープを作ってみたり
春の足音よりも冬の名残を消化してるようなそんな気候だった。
ふきのとうなんてまだまだって感じで…

それでも、鳥のさえづりや、から松の、赤ちゃんの手がいっぱい
はえてるような新緑の様は、春の気配を感じさせてくれたりした。

お山から帰る日曜日の朝方。
のぼり始めた朝日が、部屋の薄いカーテンを外から照らして
ぼんやりと明るくする。
半分、寝て半分起きてるような不思議な感覚の中、
遠くから、金属のこすれるような、はたまた
ギターのチューニングがあわない時のようなそんな
音が遠くから、一定の間隔で聞こえた。

その音で目が覚めたんだ…
時計を見たら5時ちょっと前くらいだったろうか。
こんな早朝になんだろう?
1205301_convert_20120530095029.jpg
遠くから聞こえる不思議な音。
まだ早いし、無視して布団をかぶって。
鯛超だってぶんただって熟睡中で寝息もかすかに聞こえる。

ところがどっこい、一度耳についてしまったその音が
もう流れ込む様に耳の中まで入ってきて
どうにもこうにも眠れない。

仕方ない起きて外のデッキに出てみた。
1205302_convert_20120530095054.jpg
あっちのほうか……
外に出て改めて聞いてみると
お隣の市営の保養施設の広い敷地の方から聞こえて来る。
最初は無機質な金属の音のように聞こえたのだけれど
それは明らかに動物の声のような気がして来た。

……そう言えば、昨日、猟する鉄砲の音が聞こえたっけ。
鹿は春になるとお山にかえって、こっちの方には
めったに出現しないのに、温泉に行く時ニ三匹の鹿に遭遇した。
まだ朝晩は冷え込んで寒いからかな……

その、か細く、朝の澄んだ空気からにじみ出るかの様な
一定の間隔をおいて、「#〜〜〜」「♭〜〜」と言う声。
文字では表せない。
#(シャープ)か♭(フラット)がつくような半音ちっくな音。

それを聞いていたらだんだん胸騒ぎがして、
これはもしや、鹿が撃たれて行き絶え絶えになって
仲間を呼ぶために発している声なのではないだろうか?
と思った。
脳裏には、木々の間に倒れ、傷口から血を流し、目が潤んだ
まだ若い鹿が口先を空に向けて鳴いてる姿が浮かんだ。

どうしよう……
1205303_convert_20120530095114.jpg
どーすんだ?
一人で見に行くのも怖い。
死にかけてる鹿に遭遇しても何もできない。
鯛超は寝てるし、ぶんたと一緒だと大騒ぎになるし……

それでもって、まだ5時過ぎなのに……
その敷地を所有する川崎市の保養施設に電話してみた。
宿泊施設があるので、宿の人がご飯の支度とかで起きてるかもしれない…。

「はい……」ねぼけた声の男性だった。
「朝早くに申し訳ありませんが、そちらの施設の隣のものですが
敷地の方から、鹿の鳴き声の様な、なんだか聞いた事もない
悲しげと言うかそんな声が聞こえてくるのですが」
「ウチの敷地から、ですか?」
「そうそう、はちまき道路のすぐ上のあたりの茂みから」
「……」施設の人、黙ってしまう。眠いのだな。
「あの、何か、鹿が撃たれてひん死状態じゃないかと思って」
勝手に自分の思い込みをおしつけてしまった……
「わかりました、じゃ、見に行ってみますから」
ああ、良い人だ。
その人はそう言って電話を切ったのだ。
1205304_convert_20120530095132.jpg
一件落着?
急に見に行く味方ができたせいか、気持ちが大きくなって
一人じゃ嫌だったけれど、ぶんたをおいて
とことことその声がする方へ足を向けた。

いつの間にか声はしなくなっていて、
これはやっぱり、見に行ってくれた、電話に出たあの男性が
何らかの対応をしてくれたんだと思った。

このへんだよな……と思ってうろうろしてると、
坂道の下の方から柴犬を連れたおじさんが朝の散歩らしく
こちらの方へやって来た。
なんとなく、またぎ、って感じのいでたちで
柴ちゃんはノーリードだったものの、従順におじさんにくっついてた。
半分、鹿をひきとりに来た猟師さんかとも思ったり。
そこで……

「あの、さっき、ここら辺から、鹿の鳴き声の様な
なんかか細い声が聞こえてきませんでしたか?」
「え?どんな?」
「××#♭〜〜×#×♭〜〜、みたいなさみしげな……」
「ああ、そりゃ、トラツグミだよ」
「え?」
「鳩より一回りくらい大きくてまだらの鳥、鳥」
「ええ〜!鳥の鳴き声なんですかぁっ!」
静かな朝に私の驚きの声が響きわたったわけで……

ネットで調べたら、鳴き声ものっていてビンゴ、だった。

★森の中で夜中に細い声で鳴くため鵺(ぬえ)または鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれ気味悪がられることがあった。「鵺鳥の」は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」という悲しげな言葉の枕詞となっている。
 トラツグミの声で鳴くとされた架空の動物はその名を奪って鵺と呼ばれ
 今ではそちらの方が有名となってしまった★
鵺って言うのは、虎とか猪とかの獣が合体した様な架空の
生き物らしいけど、昔から怖がられててその鳴き声だとされてたんだって。

ああ、なんだかその頃、体も、気持ちもへろへろに疲れてて
余計、あのトラツグミの鳴き声が、寂しく悲しげでしかも
何かよからぬ事を連想させるように聞こえてしまったのかもしれない。

それにしても人騒がせなトラツグミだ。
1205305_convert_20120530095153.jpg
人騒がせなぶんともだ。
あの、後でお隣の保養施設には
謝罪の電話を入れました。
ホント、すいませんっ。

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   鵺鳥の声に誘われ彷徨う森
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 徒然 

3月9日の日記以来、はや二ヶ月と二週間が経った。
最初は忙しさや、日記など書いてる場合ではない…と言う
理由でお休みしてたのだけれど、
やがてそんな理由は言い訳にならない普段の生活に
戻りつつだった。
人間の生活ペースと言うのは一度変えちゃったりすると
それにまた慣れてしまって
日記を書かない事があたりまえの日々になってしまってた。

これじゃ、いかんっ。
人間、なんでも続ける事に意味があるのだ。
何だって、始める事はその気になればたやすいけど
それをずうっと続ける事の方が遥かに大変なんだから。

もともと気持ちで動くタイプだから何でもかんでも
手をつけておっぴろげて、そして途中で挫折してしまいがちな
私の人生。
一つでも二つでも続ける事に挑戦しようと思ってたのに。

と言うわけで、少しは自分を省みて
心機一転、新緑の爽やかな風と美しい緑に背を押されて
リハビリがてらぶんたの日記を再開する事に……
1205245_convert_20120524092115.jpg
がらんどうだじょ
そうそう、この二ヶ月と二週間の間にあった出来事と言えば
まず、お山の家のリフォーム工事が始まった。
外壁も塗装しなきゃいけない頃で、
洗面所の水道が寒さで破裂したり
汲取りトイレと言う昭和のトイレとさすがにおさらばしたい
などなどの理由で……

ゴールデンウィークにかけて一階の荷物を二階に運ぶ事を
何回も繰り返し、先々週お山をたつ時はすっかり
がらんどうとなった。
鯛超が「引っ越しの音がする」と、
新聞の子供の声投稿欄に投稿したくなるようなセリフを言った。
がらんどうの部屋に話し声や物音が反響して
確かに、引っ越しの音がした。
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おいらの声も響くじょ♪
ぶんたが吠えるとこまくがやぶれそうだった……

それから…3月には雪が降ったり(古っ)
4月は花見でいつもの散歩道がにぎわい、そうそう
日テレの中継車が近くの広場に来てて見に行ったり(古っ)
カーネションが終わってしまって(悲っ)
梅ちゃん先生の話しにつっこみをいれてばかりの毎朝で(イラッ)

愛車のドアミラーをもぎとってしまいまた日産に修理に行ったり(困っ)
一時期やせたもののまた元の体重に戻ったり(悲っ)
近くのセブンイレブンで白のベンツに乗ってる具志堅さんを
目撃したり(驚っ)
ちなみに具志堅さんの愛犬はグスマンと言うボクサー(べた)犬と
知ったり(どうでもいいよっ)

そして今週は金環日食を裸眼で見ちゃったらしばらく
三日月の残像が目の前をちらついてたり(危っ)
スカイツリーが開業して、エレベーターが停まったと聞いて
何故かそらきた、と思ってしまったり(悪っ)

母が「指怪我しちゃってガムテープはって、いやバンドエイドよ
そう、バンドエイド」と訂正したものの、
「ガムテープ」にはまってしまい
杉ちゃんじゃなく……「くにちゃんだぜ〜、指を切っちゃって
ガムテープはったんだぜ〜ワイルドだぜ〜」と頭の中で
何度も繰り返して涙出るまで笑ったり(笑っ)

などなど、ネタには事欠かないこの数ヶ月だった。
それでも気づけば時の経つ早さにただただ驚き。
ああ、もうすぐ一年の半分が過ぎてしまうのね。

そんなこんなの日々だけれど
ふと、お山の空気を吸いたくなって深呼吸。
ぶんたと語り合うお山の風景はもうすぐ初夏。
1205241_convert_20120524092000.jpg
うっひょ〜〜

庭にはうように群生したハート形の葉っぱの草。
植え替えたけれど根付いてるかしら。
そして今頃白い小さな花を咲かせているのかしら。

テレビのスカイツリーからの景色や周りのお店で
どんなにか美味しい物が売ってるんだと言う中継よりも
今の私とぶんたには
お山からの中継をしてもらいたい、そんな今日この頃なのだ。
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山欠だぜ〜〜
ぶんちゃんか?

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