ちゃめはゴールデンレトリバーの女の子。
本当に良い犬だ…犬、と言ってはおこがましい素敵な家族の一員。
ちゃめは自分を人間だと思ってたんじゃないかと。
例えば、山で離しても私たちの見えなくなる所へ行く事は絶対なかった。
家のドアが開いていても外に出ることなくいつも私たちと一緒。
私が木のかげに隠れたりすると、一目散に探しまくる。「信頼できる人といつも一緒にいたい。
触れ合っていたい。その一瞬をわかちあいたい…」。
誰でもそう思うようにちゃめもそうで。
お散歩でも、「この子どんな犬もダメなんです」なんて言う
わんちゃんとも友好に友達になれる。
ボールが大好きである意味、ボールフェチ。
野球していてボール捜してる少年に感謝された事もしばしばあって。
セラピードッグとして、デビューできたらと思っていた矢先、
脾臓のガンが発覚して二か月後、9歳で逝ってしまったのだっ。
亡くなる三週間前には後ろ足が立たず寝たきり状態。
良いのか悪いのかしものしつけを外だけにしたので
歩けない状態でがまんして…。
介護状態に突入。
病院には連れて行けないので点滴の方法を習って、
おそるおそる針を首元に刺したり。
脾臓は血管がからまった様な臓器でそこにガンができると、
いろんな所に転移してしまうと。
そう、脳にも転移したと思われ、亡くなる一、二か月前からてんかんなどの発作も起きて。
それは、まるでもののけに憑かれた様に
全身を硬直させ泡を吹いたり失禁などもした。
そんな状態でも逝ってしまう前日まで食欲がないちゃめに作った
鳥の手羽のスープなどあげると、こちらが喜ぶからか良く食べて。
日曜日の夕方、仕事で忙しい鯛超もいた中でちゃめはとても安らかな顔で天国へ…。
犬と、そして生き物と暮らす覚悟は、
こうゆう現実が待っている事を想像しておかなければいけないのだ。
でもでも、経験しないとその現実は容易に想像なんてできない。
ちゃめは、覚悟すると言う事を教えてくれた。
やっと見ることができました
やっぱりちゃめちゃんのことが気になって、こちらに来てしまいました
今更ながら涙がこぼれそうな文面に、ちゃめちゃんの優しい顔が思い出されます
ポッケさま
ありがとうございます。
もうすぐちゃめの二回目の命日。
きっと今頃、天国からぶんたの事を
ハラハラしながら見守ってくれてると思います。
そして、カレンダーとかはがきとか、その中でずっと
生き続けてくれている事に感謝しています。
本当にありがとうございます。